「推し活(おし活)」という言葉を耳にしたことはありますか?
アイドルや俳優、アニメキャラ、VTuberなど、自分の“推し”を応援する活動全般を指します。グッズを買ったり、ライブやイベントに参加したり、聖地巡礼に出かけたり…。一見するとただの趣味のように見えますが、実はこの推し活が、日本経済に大きな影響を与えていることをご存じでしょうか。
まずは「推し活って具体的に何をするの?」という話から。推し活の代表的な行動は以下の通りです
- グッズやCD、DVD、Blu-rayの購入
- ライブや舞台、イベントへの参加
- 聖地巡礼(アニメやドラマの舞台となった場所を訪れる)
- SNSでの情報発信、ファン同士の交流
推し活が生み出す経済効果

推し活がここまで注目されるのは、やはり経済へのインパクトが大きいからです。グッズやチケットの売上はもちろん、そこに付随する移動・宿泊・飲食・衣装購入などの二次消費が膨大に広がります。
例えば、地方で開催されるライブに参加する場合、チケット代に加えて新幹線代や飛行機代、ホテル宿泊費、現地での食事代、さらには「ついで観光」まで。推し活のために使ったお金が、そのまま地域経済を潤しているのです。
さらに、推し活をきっかけにしたビジネスも続々と誕生しています。推しカラーの雑貨やファングッズを扱うショップ、推し活専用のフォトスポットがあるカフェ、推しを語り合えるシェアスペースなど。推し活市場はまさに新しい消費スタイルを生み出していると言えるでしょう。
社会にとってのプラス効果

推し活は経済的な影響だけでなく、社会全体の活力にもつながっています。
「好きなものを応援する」ことは自己満足にとどまらず、推しを通じてコミュニティが生まれ、人とのつながりが広がります。そこから新しい友人や仲間を得たり、イベントを通して地域と触れ合ったりすることで、日常の楽しみが増えるのです。
もちろん、金銭的な負担や「推し活疲れ」といった課題も存在します。SNSで常に情報を追いかけ続けることに疲れたり、出費がかさんで生活が圧迫されたり…。ですが、それを上回る「楽しさ」や「支え」となる体験を得られるのが推し活の魅力です。
私自身の推し活体験

ここで少し、私の体験談を。
以前、好きなアーティストのライブに初めて参加したときのこと。普段は画面越しでしか会えなかった存在が目の前に現れた瞬間、全身に鳥肌が立つほど感動しました。そのために出費もありましたが、あの日の高揚感は今でも鮮明に覚えています。
また、同じ推しを応援するファンと知り合い、SNSを通じて交流が広がったことも大きな財産です。仕事や日常で疲れていても「推しの存在があるから頑張れる」と思える瞬間があり、確かに自分の人生を前向きにしてくれています。
まとめ:推し活は社会を支える新しい消費スタイル

推し活は、単なる趣味や遊びではなく、経済や社会に大きな影響を与える存在になっています。年間3.5兆円という市場規模は驚きですが、それ以上に「人を動かす力」があることがすごいポイントです。
自分の推しを応援することが、結果的に誰かの仕事を支え、地域や産業を元気にする。そう考えると、今日のグッズ購入やライブ参戦も「社会貢献」のひとつかもしれません。
私たちが「好き」を大切にすることが、巡り巡って社会を豊かにしていく。推し活の経済効果は、そんな前向きなサイクルを生み出しているのだと思います。


コメント